mahali kipendwa-アフリカに魅了されて

ひたすらアフリカのことを。あせらず、くさらず、全力で。

このブログで発信したいこと。

テスト勉強が終わり、少し落ち着いたのでやるやる言って避けていたブログをはじめることにしました。

 

 

<自己紹介>

村上 未来(みき)。上智大学総合グローバル学部3年、専門はアフリカ政治、開発経済学が中心。国際協力NGOコンフロントワールドのスタッフとして活動中です。

https://www.confrontworld.orgTwitter:@africa_iiyo)

 

*ちなみに一般受験で今の学部に入りました!

 

africaiiyo.hatenablog.com

 

africaiiyo.hatenablog.com

 

 

 

昨年2月にベナンに行って以来、アフリカにどハマりし、先日はアフリカンフェスティバルでボランティアしたり今期の授業はアフリカ関連の授業が半分も占めていたり。。

 

f:id:mikimurakami125:20180416190630j:plain

 

今期取っている授業

・アフリカ文化理解と医療活動

・アフリカ史

・特講(現代アフリカ)

・演習(アフリカゼミ)

ポルトガル圏アフリカ史

・アフリカ開発論

 

最初の記事は、今まで渡航したベナン共和国ルワンダ共和国の振り返りをしたいと思います。

 

ベナン共和国

f:id:mikimurakami125:20180130181434j:plain

f:id:mikimurakami125:20180130174213g:plain

(ベニンとも呼びます。こっちのほうが呼び方的には好きです。)

 

ベナン共和国は、西アフリカの沿岸部に存在する人口1000万人程の国で、隣国はサブサハラアフリカ最大のGDPを誇るナイジェリアです。

大学のスタディプログラムを使用して2週間滞在しました。正直、行く前は「ベナンってどこやねん!!」という感じで、全くどんなくんか知りませんでした。(情報もあまり出てこない)

 

座学でアフリカを勉強するだけではなくて、現地に"ナマ"で触れたく、とりあえず行ってしまえ精神でアフリカデビューしました。

ベナン専用アカウントはこちら:@benin_benanniiyo)

ベナンは民主的国家であり、キリスト教イスラム教・土着のブードゥー教がうまく共存し、平穏です。女性でも夜1人で歩けそうなくらい、治安がいい国でした。

 

しかし、平和で人々も温かくご飯もおいしい一方、、どうしても今でも引っかかるのはスラムで見た貧困と公害問題でした。

 

ベナンは小国で、外国資本による投資も援助も、周辺国に比べるとまだまだです。唯一の公立大学である、アボメカラヴィ大学で聞いた話では、隣国のナイジェリアからの安い農産品にベナン国内で使われた農産品が負けてしまうこともあるそうです。

 

バスの中から街を見ても、スラムが目立ち、学校に行っていない子供も多く存在しました。また、一番衝撃だったのはマーケットの所狭しと店が並び人々が暮らす中で、衛生環境は深刻(下水が整備されていない)、しまいにはアイスを売る商売人に「どけ」といわれるくらい、みんな必死で生活していました。

 

 

また首都コトヌーは、バイクタクシーや乗用車等、交通ラッシュが大変激しいです。しかし、乗用車・バイクに使用される道端で販売されるガソリンは違法で環境に悪く、そのせいもあり排気ガスがものすごいかったです。(ガソリンスタンドもありますが、かなり高いようです。)

また、道路のわきでごみを燃やし、その傍らで畑や牛などの家畜が飼育されている姿は本当に衝撃的でした。(それらが人間の口に入ると思うと衝撃です)ポイ捨てもひどいです。

 

f:id:mikimurakami125:20180416192421j:plain

f:id:mikimurakami125:20180130181434j:plainf:id:mikimurakami125:20180130181447j:plain

f:id:mikimurakami125:20180130181502j:plain

 

 

ルワンダ

昨年9月に1週間滞在。ルワンダも人口は1000万人ほどで、内陸部に存在し、ウガンダケニア等に囲まれる中部アフリカの小さな国です(ただし人口密度はアフリカで一番)。

 

とても涼しく、「千の丘」と呼ばれるようにどこを見ても景色がきれいで、商業施設等も多くあり、首都キガリにおいてはここはアフリカなのか?と思わせるくらい素晴らしい町でした。

1994年のジェノサイドでもたれる悲惨なイメージの一方で、ルワンダは現在政府がICT立国として推し進め、WBのアフリカビジネスランキングではモーリシャスに次ぎアフリカ諸国では第2位となっており、注目度も大変高いです。

市内にもKlabやImpact Hubのように起業を推進するためのスペースは至る所にあり、日本に帰国した後もルワンダで起業する、もしくは既に起業した、という日本人は非常に多くいました。

ルワンダのIT起業家を輩出!コワーキングスペースkLabに行ってきた | Rwanda note

 

本当に美しく、観光をするにも最高なルワンダにおいては、ジェノサイドの爪痕はほとんどなく、こんなにきれいな国で悲惨な事件があったなんて信じられませんでした。

  

f:id:mikimurakami125:20180130181603j:plain

f:id:mikimurakami125:20180130181631j:plain

 

そんな一方でルワンダ1994年ジェノサイドの後にコンゴ民主共和国東部へ流入してきたツチ系の人々、ジェノサイド加害者たちが原因で第1次コンゴ紛争が開始します。

 

ルワンダには"見せかけ”かもしれませんが平穏さが回復しつつあり、その一方でコンゴ民主共和国では”人道の危機"が起きている。

 

 

 

 最後に

 

アフリカは希望と可能性に溢れる素敵な大陸です。でもその中で衣食住が満たされない人もいれば、紛争下で生命の危機に脅かされる人もいる。

 

アフリカが好きだから、ずっと関わっていきます。少しずつ歩んでいく。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

むらかみ


人気ブログランキング