いざ途上国へ!-アフリカ初心者にはスタディツアーがおすすめ!-
こんばんは。@africa_iiyoです。今回は、途上国初心者の方に向けて、実際に2度スタディツアーに参加した私がそのメリット・デメリットを解説したいと思います。
過去に参加したプログラム
過去に私が参加したのは、
❶学校の実践型プログラム(単位も出ました):ベナン共和国🇧🇯(2weeks)
❷国際協力系団体ののスタディプログラム:ルワンダ🇷🇼(8 days)
ベナンではお腹を壊し(途上国あるあるww)、ルワンダのプログラムでは、0→1でプログラムを作ったので死ぬほど大変でした。(ちなみに、渡航したのは43名!!)
でもどちらのプログラムも私の人生を変えるくらい、素敵な経験になりました!!
スタツアのいいところ
途上国経験がある方ならともかく、特にアフリカに1人で行くのはだいぶ勇気がいるはず。移動手段、ホテル、危機管理。。。やることいっぱいですね。
・安全面を担保できる
スタツアでは、安全にプログラムを行えるような準備が丁寧にされています。例えば、大人数で行動する際の車両等の移動手段の確保、また大使館との連携等で具合が悪くなった際への対応が比較的手厚いです。事前の準備段階でも、責任者や危機管理の担当者が情報収集、不測の事態の対応を想定し共有してくれるので不安も幾分か軽減されます。
・1人で行くには限界の場所に多く訪問することができる
1人でも勿論観光地であったり、事前にコンタクトを取ればいくつか自分の興味のある機関へ訪れることはできると思います。しかし、私の参加したスタツアではスタツアだったからこそ、聞けたお話や訪問できた機関が数多くありました。
例えば、国立大学の学長・教授陣と優雅にディナーをしたり、数多くの国際機関を訪問し、プロジェクトサイトへ赴き実施状況を視察できたり、小学校の授業風景を垣間見たり。
リソースが豊富なので、学ぶ目的で行くなら満足できると思います。
・いろんな人に出会える
スタツアの大きな魅力の1つは何と言っても、同じ分野に関心のある人や異なるバックグラウンドを持つ人とたくさん出会えること。活動中に、インスピレーションもたくさん受けますし、訪問の中でそれぞれが感じることも違うので勉強になります。
スタツアの課題
初心者にはオススメのスタツアですが、2回目以降は他の手段を選択した方がいいと思います。
・ローカルに触れ合う機会が多いとは限らない
限られたスケジュールに多くの予定を詰め込む一方で、ローカルな所に頻繁に行く機会は多くありません。意外にもその国の魅力はぶらぶら歩いている時に見つかるものです。
・行って帰って終わりになってしまう
事前知識を多く詰め込んでも、一生懸命話を聞いても、あくまで受動的。
途上国で何かやりたい、と思うのなら少しでも実践的なボランティアやインターンに参加しましょう。入り口はスタツアでも良いですが、高いチケットできたにもかかわらず受け身な姿勢で滞在するのは勿体無い!
また、ネットや文献で得られる情報と実際の現地の状況はかなり乖離があります。勉強しすぎはよくないかもしれないです。
・観光地を中心に回る
日本人の食に合うようなレストランや、有名な観光地を時には回りながら滞在するので「地元の人の話を聞きたい」「ローカルな文化」を知りたい、と考える人にはちょっと物足りなくなる時があります。
たとえアフリカでも富裕層向けのレストラン(日本のファミレスと体操変わらない洋風レストラン)や外資系のスーパーもあり、欧米に行くのとさほど変わらない生活を送ることだってできちゃいます。
「はっきり言って美味しいと言えない…」なーんていうちょっと微妙な食べ物に出会ったり、外国人に大喜びする子供たちの勢いに圧倒されたりするぐらいがちょうどいいかもしれません。
以上、スタツアのメリット・デメリットの解説でしたー
次のアフリカ滞在に向けてお金貯めているなうです(どこで何をするか全く決めていない、、、!)。
むらかみ